こんばんは。
たくさんあるブログの中からご覧いただきありがとうございます。
助産師整理収納アドバイザーのまゆです。
4月にお子さんが小学校入学されるご家庭では、ランドセル収納の購入を考えていらっしゃる方も多いと思います。
我が家も長男が4月から小学校に入学するので、ランドセル収納をどのようなモノにしようかと考えています。
たくさんの選択肢がある中で、どんな収納を買ったらいいのか迷っていませんか?
入学にあたってランドセルや学用品、上靴、制服…と購入するモノが多く、出費も重なるこの時期。
ランドセル収納を買ったのに使わずに、ランドセルが床に置きっぱなしになるのは避けたいですよね?
どのように収納を選んでいくといいのか、あなたのお子さんに合った収納が選べるように説明していきます。
この記事を読むと、あなたのお子さんに合った収納を選ぶポイントが分かります。
収納に合わせるのではなく、お子さんに合わせた収納を作っていきましょう♪
そんなランドセル収納の選び方のポイントを紹介します。
ランドセル収納を選ぶときに知っておいてほしいこと3つ
①ランドセル収納を使うのはお子さん
お子さんが使いやすい収納にするためには、お子さんに確認したり相談したりしながら決めていきましょう。
ランドセルに教科書やノート、タブレットを入れると、とても重くなります。
その重いランドセルを背負ったり持ったりした状態で、この動きはできるか、面倒ではないか。
選択肢を示して、どちらがやりやすいか。
一つ一つ確認していきましょう。
そうすることで、お子さんにとって使いやすい収納を選ぶことができます。
②小学校6年間で男女ともに身長は平均30㎝伸びる
身長が30㎝伸びると、手の届く範囲が変わりますよね。
モノの出し入れがしやすいのは、視線の高さから腰の位置です。

30㎝身長が伸びると視線の高さも腰の位置も変わるので、使いやすい位置が変わるのが分かります。
腰の高さより低いと、しゃがまないといけなかったり、見えづらかったりするので、モノの出し入れが面倒に感じることもあります。
お子さんの成長に合わせてランドセルを置く棚の高さを調節できる収納を選ぶと、成長に合わせて使いやすいです。
③優先したいこと
収納を考える際には
- 置く場所
- スペース
- 何を収納するか(教科書、ノート、ハンカチ、ティッシュ…)
- 収納の種類(棚、ワゴン…)
- 使い方
- 予算
いくつも検討する項目があります。
全て理想通りの収納にするのは難しいかもしれません。
そのときは、お子さんにとってどうするのが使いやすいか、何を優先したいかを考えてみましょう。
ランドセル収納を決めるときに確認すること3つ
①家に帰ってきてからの動線
家に帰ってきてからランドセルを置くまでの動線を確認していきます。
動線を確認することで、どこにランドセルを置くのがいいかを決めることができます。
例えば、①リビングを通って手を洗いに行く②リビングテーブルで勉強するのであれば、家に帰ってきたらリビングを通ってリビングテーブルの横の収納にランドセルを置いて、手を洗う。というように収納場所を決めることができます。
②勉強する場所
ランドセルから宿題を出して勉強をすることが多いので、宿題をする場所のすぐ近くに置けるといいですね。
リビング学習をされる方はテーブルの横か後ろ。
自室で学習をされる方はデスクの側。
ランドセルを置く定位置を決めることが大切です。
置く場所が決まっていないと、どこに置いたらいいのか分からず、床に置きっぱなしになる可能性があります。
また、学習する場所からランドセル収納が遠いと、取りに行くのが面倒で宿題しない、勉強したくないに繋がってしまう可能性があります。
スペースの問題もあると思いますが、可能な限り学習する場所の近くに設置できるといいですね。
置くスペースが足りないときに確認してほしいこと
ランドセル収納を置きたい場所に今置いてあるモノは「どのくらいの頻度で使うモノなのか」です。
例えば、テーブルもしくはデスクの横に月に2~3回使うパソコンやプリンター、用紙が置いてあると仮定します。
ランドセルは平日5日間毎日使います。
週末に宿題をする場合は、週に6~7回使うことになります。
使う頻度はランドセルの方が高いですよね。
そのような場合は、今置いてあるパソコンやプリンターを違う場所に移動することで、毎日使うランドセルが使いやすくなります。
③ランドセルを持ってできる動作
実際の帰宅時を想定して、ランドセル半分~7割に本を入れてみます。
教科書がまだ手元にないご家庭は、自宅にある絵本や本を入れてみましょう。
わが子のランドセルは1㎏程、絵本や本をランドセルの半分入れて約3㎏になりました。
大人が持っても結構重いです。
どの高さにおろしやすく、置きやすいのか
家にあるイスや棚を利用して、どの高さがおろしやすいか、置きやすいか確かめてみます。
年長の身長122㎝の息子(身長高め、小学校2年生の平均身長程度なので参考になりにくいですが)で確認してみました。
小学校から帰ってきたときに、どういう風にしたらランドセル置きやすいか一緒に確認してみようねと声を掛けてから行いました。
何のためにするのか目的を息子に伝え、一緒に考えようねと話しました。
実際に息子と確認した内容をご紹介します。
ニトリワイドカラーボックス(通常のカラーボックスの横幅1.5倍)横置き【床から高さ60cm】の上に置く
息子の腰下辺りの高さの棚であれば、ランドセルをそのまま棚の上におろすことができそうだと思っていたのですが…できませんでした。
ランドセルが重くて直接棚におろすことができないようで、一旦床におろすことにしました。
床にランドセルをおろすと、60cmの高さには持ち上げることができませんでした。
カラーボックス横置き【床から高さ45㎝】の上に置く

一旦床にランドセルをおろしても、棚の上まで持ち上げて置くことができました。
棚の中に入れる

棚の中に入れてみるのはできるのかやってみたところ…できませんでした。
重いランドセルを持って、板と板の間に入れるのが難しいようでした。
ランドセルの扱いに慣れてくると、できるようになるとは思います。
できないことを無理にしてもらったり面倒なのにさせたりしてしまうと、しないってことになりかねませんからね。
息子からは「棚の中に入れるのはランドセルが重くてできないから、棚の上に置くのがいい!」と言われたので、しばらくは棚の上に置くことにしました。
実際に子どもに色んな動作をしてもらうと、重いランドセルを持って置いたり持ち上げたりするのは、思っていた以上に難しいのだということが分かりました。
入学前にランドセル収納を買わないという選択肢もある
ランドセル収納を購入しようと思って見たのに、買わないってどういうこと??と思われた方もいらっしゃいますよね。
これには理由が2つあります。
学校生活に必要なモノの量が分からない
入学前は、教科書の量や自宅で保管する学用品の量がどのくらいなのか具体的に分かりません。
学校生活が始まってから配布されるモノもたくさんあります。
ランドセル収納を買ってもスペースが足りなかった、もしくは収納が大きすぎたという可能性もあります。
どのように宿題をするかが分からない
学校生活が始まってみないと、宿題はどのように出るのかが分かりません。
プリントが毎日配布されるのか、ノートに記入するのか。
教科書を使うのか。
タブレットを使うのか。
宿題をするときに何を使うのか、何があると勉強しやすいのか。
我が家の結論
我が家では、入学前にはランドセル収納を買わないことにしました。
理由は、まだどんな収納が息子に合うのか具体的に分からないからです。
ランドセル収納を買わないことで、数日間は不便だと思います。
ただ、合わない収納を使い続けるよりは、数日は不便だけど、子どもの使いやすい収納方法を試行錯誤してから購入する方がいいと考えました。
家にある収納を使いながら、息子に合う収納を考えていきます。
ランドセルを置く場所は必要なので、息子の希望でカラーボックスを横置きにして、その上に置いてもらうことにしました。
次回は、
- 棚収納
- カラーボックス収納
- ワゴン収納
いくつかの収納方法についてメリットとデメリット、そしてデメリットを補うための方法についてお話します。
また見に来ていただけると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。